四万湖周辺の花 6月 (撮影日:2017/6/15)
2017年 06月 16日
四万川ダムのダム湖、四万湖をうろうろしている際、見かけた花たちです。
まずは、ヤマボウシ。至るところで見かけました。はじめ花(正確には「総包片」というそうです)は、クリーム色をしていて、日がたつにつれ白くなるそうです。
ダム下の公園にあったヤマボウシ。
ダム湖近くのせせらぎ公園で見かけた、ナデシコの一種かと思います。1センチほどの小さなかわいい花でした。
タニウツギ。
せせらぎ公園の池には、アヤメとカキツバタが一緒に植えられていました。違いがお判りでしょうか。
上の2枚の写真で、上がアヤメ、下がカキツバタだそうです。黄しょうぶもありました。
ネットで調べた違いをご披露しますと、
漢字名 科 開花期 生育地 花の特徴
アヤメ 菖蒲 アヤメ科 5月上中旬 陸上の乾燥地 花弁の根元に黄色の網目模様あり
カキツバタ 杜若 アヤメ科 5月中旬 水湿地 花弁の根元に白い細長の模様あり
花ショウブ 花菖蒲 アヤメ科 5月中旬~ 陸上から水への 花弁の根元に黄色い細長の模様あり
6月下旬 半乾燥地、湿地
ショウブ 菖蒲 ショウブ科 5月 水辺 黄緑色の小さな花
黄ショウブ 黄菖蒲 アヤメ科 5月~6月 水湿地 黄色の花
アヤメ、カキツバタ、ハナショウブは、花弁の模様で違いを判別するのがよさそうです。アヤメとショウブに充てる漢字が同じというのも興味深いです。
ショウブは他と基本的に違うようです。最大の特徴は、花がヤングコーンのような形だということです。菖蒲湯には、これが使われます。
ちなみに、黄ショウブは帰化植物で、環境省からは「要注意外来生物」に指定されているそうです。
最後に、四万の甌穴で見つけた、ちょっとかわいらしい花を紹介しておきます。名前は不明です。
(2017/7/2追記 コアジサイ という名前のようです)
by toshis_photoblog
| 2017-06-16 15:14
| 花 (山の花)
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