上田市のそば屋 (撮影日2017/11/6)
2017年 11月 14日
上田城の紅葉を見て、この街を訪れるとたいがい立ち寄っているそば屋「刀屋」に向かいました。
着いたのが13時10分頃。ピークは外したと思ってやってきたのですが、なんと長蛇の列。15~16人くらい並んでいて、びっくりです。平日ですよ。
しかし、この店の特徴は、速い、安い、うまいの三拍子がそろっていることです。そしてもう一つ、せまい。
20分ほど待つと店内に通されました。注文するそばは決まっていたので、早速注文すると2分もたたないうちに運ばれてきました。それが、この盛りそば(中盛り)です。そうです、速いのです。
メニューは、壁に貼ったこのお品書きのみ。「小」が他のお店の並盛、「中」は大盛りになります。間違って「大」を注文してしまうと、えらい目に遭います。
つゆは、少し甘めの薄め、出汁がよく効いています。麺は、太めでコシがあります。田舎のおばあちゃんが打つそばの感じです。
お店は、裏通りの下町のそば店の雰囲気そのままで、元気な店員の声が響き渡ります。客は、サラリーマン風の人と観光客風の人と半々ぐらい。みな、狭い店を気にする風もなく、そばを手繰ったり、おしゃべりをしたりしています。
久々の刀屋のそば、懐かしく、おいしくいただきました。
このお店は、池波正太郎が真田太平記の取材のために上田を訪れたとき、ひいきにしていたそうです。小上がりには、その時の色紙が飾ってあります。
そのとなりには、真田太平記の絵も。
時刻は13時50分。上田市最後の訪問地、信濃国分寺に向かいます。
by toshis_photoblog
| 2017-11-14 10:02
| そば
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